新型コロナウイルスの騒動が起こってから注目を浴びることが増えた人物は少なくありません。
ホリエモンもその一人であり、さまざまな発言を繰り返しています。
SNSで炎上してしまうホリエモン
SNSで炎上してしまうことも多いので、あまり良い印象を持っていない人も多いでしょう。
たとえば、有名な登山家が世間に対して登山を控えるようにメッセージを発信しました。
それに対して彼は、馬鹿な発言だと揶揄するメッセージを出したのです。
以前から自粛に対して批判的な発言を繰り返しており、そのたびに物議をかもしてきました。
この発言もその一環ですが、大きなブーメランとなって彼に返ってきました。
もともとこの登山家は揶揄に対して、大人らしい対応をして世間から賞賛されていたのです。
それだけでも十分でしたが、実際に登山をしていた人が新型コロナウイルスに感染しているという事態が起こりました。
これは登山家のメッセージが的を射ていたことの証明であり、ホリエモンのメッセージの愚かさを証明するものでもあります。
そのように伝えるサイトがたくさん見受けられました。
有名なロックバンドのリーダーが自粛を促す
その前にも、有名なロックバンドのリーダーが自粛を促したときに、彼は大御所からの圧力だと批判しました。
彼は嘲笑うようにして、自分の祭りは自粛などしないで開催することを宣言していたのです。
しかしその後に、新型コロナウイルスの感染者は次々と増えていき、彼の祭りも中止になってしまいました。
ロックバンドのリーダーは先見の明があり、世間よりも早く警告を発信してくれていたということです。
一時期は自粛しすぎることに対して世間に反発の声があったことも事実です。
しかし、その声にも負けずに情報を発信し続けたリーダーは素晴らしいの一言に尽きます。
ここまでのエピソードを聞くと、ホリエモンに対してネガティブな印象を持つ人もいるでしょう。
しかし、そのような安直な捉え方をして勘違いをしないでください。
なぜなら彼が独特なメッセージを出すからこそ、いろいろな問題に世間の目が向くことになるからです。
彼が揶揄しなければあまり注目されなかった
たとえば登山の件に関しては、彼が揶揄しなければあまり注目されなかったことでしょう。
罵って話題になったことにより危険性が周知されたといっても過言ではありません。
また、GWに沖縄に行く人たちは当初6万人の予定でしたが、それが大幅に減ったことにも関係している可能性があります。
もともと「旅行は3密ではないので構わない」と考える風潮がありました。
しかしその考えは間違いであり、旅行を自粛する本質は別のところにあると気付かせてくれたのです。
旅行で大きな問題になるのは、海や山でトラブルがあったときに救助が必要になる点です。
救助するときに感染するリスクがあるのですが、その事実を登山の一件を通じて理解した人がたくさんいます。
この一件がなければ、旅行をする人はこれほど減らなかった可能性があるということです。
すなわち、ホリエモンの揶揄が多くの感染の防止につながったといっても過言ではありません。
一般人には思いもよらない思考回路で物事を組み立てていける強さ
そこまで計算していたかどうかは本人でないと分かりませんが、事実として貢献度が高いことを無視するのは良くないです。
これから彼のメッセージを見るときは、それによって生じるプラスの作用にも注目してみてください。
東大を出ていますしIT企業の社長も務めていたので、頭脳が優れていることに疑いの余地はありません。
性格に難があるというのが定説になっていますが、一般人には思いもよらない思考回路で物事を組み立てていける強さがあります。
暴言や揶揄をウリにしている芸能人は少なくありませんが、そのような思い付きで発信する人たちとは違い、彼なりの理論がしっかりとベースとして存在しています。